経済数学の直観的方法 確率・統計編 (ブルーバックス)本無料ダウンロードpdf

経済数学の直観的方法 確率・統計編 (ブルーバックス)

によって 長沼 伸一郎


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経済数学の直観的方法 確率・統計編 (ブルーバックス)本無料ダウンロードpdf - 内容紹介 高度に発展した経済数学の本質を、70点に及ぶ図・グラフを中心に、直観的に理解していきます。本書では、「確率・統計編」として、正規分布曲線ができるメカニズムを学び、確率統計論で最も重要な原理とされる、中心極限定理の不思議に触れ、教養としてのブラック・ショールズ理論を身につけていきます。現代社会を浮き彫りにする経済学。この経済学を表す経済数学は高度に発展してきました。なかでも、マクロ経済学の「動的マクロ均衡理論」と、金融工学の「ブラック・ショールズ理論」は「二大難解理論」として、その頂上をなしています。この『経済数学の直観的方法』の2冊では、目標をこの「二大難解理論」にしぼっています。これらを直観的に理解してしまえば、そのツートップの頂上から経済数学全体を見渡す格好になり、今までのミクロ経済学などのたくさんの数学的メソッドを、余裕をもって見ることができるという狙いです。本書では、「確率・統計編」として、現代の金融工学の礎となる「ブラック・ショールズ理論」を身につけます。70点に及ぶ図・グラフを中心に、「正規分布曲線が生まれるメカニズム」「標準偏差、分散の意味」「最小2乗法の基本思想」「中心極限理論の不思議」「確率過程とランダム・ウォーク」「ブラウン運動とブラック・ショールズ理論」「伊藤のレンマと確率微分方程式」「測度とルベーグ積分」など、重要テーマの本質的理解を試み、教養としてのブラック・ショールズ理論を身につけていきます。 内容(「BOOK」データベースより) 高度に発展した経済数学の本質を70点に及ぶ図・グラフを中心に、直観的に理解していきます。本書では、「確率・統計編」として、「正規分布」のメカニズムを学び、「中心極限定理」の不思議に触れ、教養としての「ブラック・ショールズ理論」を身につけていきます。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 長沼/伸一郎 1961年東京生まれ。1983年早稲田大学理工学部応用物理学科(数理物理)卒業、1985年同大学院中退。1987年、『物理数学の直観的方法』の出版により、理系世界に一躍名を知られる。「パスファインダー物理学チーム」代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

経済数学の直観的方法 確率・統計編 (ブルーバックス)の詳細

本のタイトル : 経済数学の直観的方法 確率・統計編 (ブルーバックス)
作者 : 長沼 伸一郎
ISBN-10 : 4062579855
発売日 : 2016/11/16
カテゴリ : 本
ファイルサイズ : 18.5 (現在のサーバー速度は18.2 Mbpsです
以下は、経済数学の直観的方法 確率・統計編 (ブルーバックス)に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
これを読んで整理整頓された統計学の最先端理論が学べるわけではない点には留意されたい。筆者がこの本で述べているのは、現代の先端理論へ至る出発点を開拓した頃の、先人たちの頭の中にあった素朴なイメージである。私はこれを読むと、つい博多駅前でおきた陥没事故を思いだしてしまう。駅前の一等地、ビルに囲まれた場所に、綺麗に舗装された大きな道路がある。これだけ綺麗で立派で頑丈につくられた道が陥没するなど想像もできなかったが、実際それはおきた。なぜかというと、その綺麗で立派で頑丈な道路も、その少し下は泥と土でできた素朴で粗野な構造だったからである。今の統計学もおそらくこんな感じなのであろう。結局のところ、ガウス存命の頃からあった「泥や土」でできた素朴なイメージが統計の原点なのであって、現代の精緻な理論はその表層を覆った舗装にすぎない。ところがその綺麗に舗装された所ばかり何度も見させられていると、いかにもビッグデータ等があればこの世のあらゆる事象を見通せるような気になってしまう。実際本当にそうなのかどうかは別として、そういう事にふと気付かせてくれると同時に、現代の統計学は難しそうに見えるが元々がその程度のことなのだから恐るるに足りず、という著者のメッセージが込められている良書と感じた。

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