鉄道快適化物語: 苦痛から快楽へ mobiダウンロード

鉄道快適化物語: 苦痛から快楽へ

によって 小島 英俊


4.3 5つ星のうち(1人の読者)

鉄道快適化物語: 苦痛から快楽へ mobiダウンロード - 内容紹介 乗り心地、車内設備の進化から豪華列車まで1872年の鉄道開業から間もなく150年。この間、日本の鉄道技術は着実に進歩を遂げ、経済社会の変化に合わせて車両の性能のみならず、さまざまなサービスが開発・改善されてきました。本書では「快適化」をテーマに、日本の鉄道の進化の道筋を辿ります。安全性やスピードの向上はもとより、乗り心地の改善、座席・照明・トイレといった車内設備の進化、果ては憧れの豪華列車まで、快適化に向けたあらゆる工夫を語り尽くします。〈目次〉はしがき第1章 列車混雑物語 1 日本の列車は最初から混んでいた 2 ちっちゃい汽車・ちっちゃい座席 3 座席スペースの拡大へ第2章 客車の進歩・発展 1 個室式vs開放式 2 駅食堂から食堂車へ 3 旅館より寝台車 4 展望車にはいろいろあった第3章 車体の軋み・騒音・振動 1 車体の軋みは建てつけから 2 列車の動揺は縦横斜め 3 台車は乗り心地を左右する 4 騒音源はこんなにあった第4章 列車設備物語 1 まずは座席を何とかして欲しい 2 車内照明の進化 3 列車の暖房導入は早かった 4 でも冷房は贅沢だった 5 トイレは食事以上に我慢できない 6 列車の補助回路と電源車第5章 列車等級物語 1 列車等級制の歴史 2 等級ごとの車両のちがい 3 等級制廃止論 4 現代の等級事情第6章 無煙化物語 1 碓氷峠の苦闘と特急「燕」 2 SLの運転室はまさに修羅場 3 後藤新平は電化のラッパも吹いた日本における電化のあゆみ 4 ディーゼル列車は名脇役第7章 快適性は車両だけでない 1 最初は威張った鉄道員 2 官鉄と民鉄の競争 3 お客のマナーもいかがなものか 4 座席指定席と自由席 5 レッド・カーペット・トリートメント 6 通信サービスの変遷 7 駅は旅行の出発点第8章 時は金なり――速達性も大事な快適化 1 陸蒸気の脅威はその速さだった 2 東海道線所要時間の短縮 3 在来線のスピードアップ 4 「乗り換えなし」は大きな福音 5 「時間地図」をご存知?第9章 「安全・安心」は「快適化」の土台 1 自然災害への対策 2 日本の鉄道事故の歴史 3 安全を守る技術と設備第10章 豪華列車の系譜 1 豪華列車の登場 2 豪華列車の系譜 3 私鉄の貴賓車群◎第11章 クルーズ列車の時代へ 1 クルーズ列車の誕生時代 2 クルーズ列車の本質あとがき主要参考文献 内容(「BOOK」データベースより) 灯油ランプ・ガス灯→LED照明。垂れ流し式トイレ→真空吸引式・清水空圧式トイレ。安全性やスピードの向上はもとより、乗り心地の改善、座席・照明・トイレ・冷暖房などの車内設備の進化、果ては憧れの豪華列車まで、日本の鉄道の快適性向上のあゆみを辿る。 商品の説明をすべて表示する

鉄道快適化物語: 苦痛から快楽への詳細

本のタイトル : 鉄道快適化物語: 苦痛から快楽へ
作者 : 小島 英俊
ISBN-10 : 442224079X
発売日 : 2018/9/20
カテゴリ : 本
ファイルサイズ : 22.92 (現在のサーバー速度は28.12 Mbpsです
以下は 鉄道快適化物語: 苦痛から快楽へ の最も正直なレビューです。 この本を読んだり購入したりする場合は、これを検討してください。
鉄道の「快適性」をテーマにした、ひと味違う鉄道本です。技術的な考察のみならず、サービスとしての鉄道を、明治から現代まで、また海外との比較を踏まえ、紹介しています。鉄道ファンを自認していますが、知らないことがたくさんあり、大いに勉強させてもらいました。一つ残念なのは「日本の鉄道事故の歴史」の章に明治以降の主な鉄道事故が書かれていますが、その中に昭和26年の桜木町事件が抜けています。100人以上の死者を出した電車火災で、その後の車両の安全対策の原点となったと理解しています。当時小学生でしたが、衝撃を受け、以来鉄道事故に関心を持ち続けています。

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