1964年の東京オリンピック : 「世紀の祭典」はいかに書かれ、語られたか無料ダウンロードkindle
1964年の東京オリンピック : 「世紀の祭典」はいかに書かれ、語られたか
によって 三島 由紀夫
4.4 5つ星のうち(2人の読者)
1964年の東京オリンピック : 「世紀の祭典」はいかに書かれ、語られたか無料ダウンロードkindle - 内容紹介 開催50年。今こそ「世紀の祭典」を追体験。名だたる作家達の当時の観戦記から、対談:市川崑×沢木耕太郎、座談会:大宅壮一×司馬遼太郎×三島由紀夫、亀倉雄策ポスター、星新一短編まで。 【目次】はじめに——「筆のオリンピック」を編集する 本書を読むための人名・単語集 I 開会式 東洋と西洋を結ぶ火(三島由紀夫)開会式に思う(石川達三) あすへの祈念(杉本苑子)七万三千人の《子供の時間》(大江健三郎)超世の慶事でござる——わが双眼鏡に映った開会式(開高健)◎オリンピックまでローマから東京へ(井上靖)江分利満氏のオリンピック論(山口瞳)憂鬱な二週間(松本清張)危ない英語(丸谷才一)わしがよんだわけじゃない(小田実)パラリンピック(渡辺華子)II 観戦記【ボクシング】競技初日の風景(三島由紀夫)【重量あげ】天にらむ一瞬(柴田錬三郎)【レスリング】あざやかな攻撃ぶり(阿川弘之)【女子100メートル背泳】孤独な娘たち(曾野綾子)【男子1500メートル自由形】17分間の長い旅(三島由紀夫)【柔道】“はやる馬"に敗れた“武者人形"(瀬戸内晴美)【男子体操】完全性への夢(三島由紀夫)【男子体操】体操鑑賞記(曾野綾子)【女子バレーボール】魔女は勝った(有吉佐和子)【大賞典馬場馬術】男女同じ条件で(石井好子)【男子100メートル走】不動の美しさ(安岡章太郎)【マラソン】耐えぬく栄光(岡本太郎)◎オリンピックのさなか男子選手村の風景(阿川弘之)禁男の園・女子選手村(曾野綾子)オリンピックのテレビ(小林秀雄)テレビのなかの苦しむ顔(大江健三郎)オリンピック逃避行(中野好夫)大阪からみたオリンピック(会田雄次)やってみてよかった(菊村到)東京オリンピックの時代(石井正己)敗者復活五輪大会【座談会】(大宅壮一×司馬遼太郎×三島由紀夫)日の丸のオリンピック(亀倉雄策)東京オリンピックポスター 制作ノォト(亀倉雄策)【カラー口絵】東京オリンピックポスター映画とオリンピック【対談】(市川崑×沢木耕太郎)III 閉会式「別れもたのし」の祭典(三島由紀夫)聖火消えず移りゆくのみ(石原慎太郎)お祭りの教訓は現実生活では役にたたない(大江健三郎)解放と別離の陶酔(松本清張)◎祭りのあと祭りのあと(遠藤周作)一人の不正直な銀行家(小田実)東京五輪の“大いなる遺産"(曾野綾子)国家意識と人間(平林たい子)日本人の国際感覚(武田泰淳)アイモかついで——記録映画に参加した体験(安岡章太郎)明るく朗らかな運動会——パラリンピック観戦記(中野好夫)血族共同体への回帰とその反逆——オリンピック・メダリストの死(松永伍一)オリンピック二〇六四(星新一)作家たちの東京オリンピック(石井正己) 内容(「BOOK」データベースより) 名文の数々でいま甦る―あの祭典とは何だったのか?座談会・大宅壮一×司馬遼太郎×三島由紀夫。対談・市川崑×沢木耕太郎。ポスター・亀倉雄策。短編・星新一。 著者について 1958年、東京都生まれ。国文学者・民俗学者。東京学芸大学教授。著書に『文豪たちの関東大震災体験記』『図説 遠野物語の世界』『図説 古事記』『図説 源氏物語』『遠野物語の誕生』など。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 石井/正己 1958~国文学者・民俗学者。東京学芸大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 続きを見る
1964年の東京オリンピック : 「世紀の祭典」はいかに書かれ、語られたかの詳細
本のタイトル : 1964年の東京オリンピック : 「世紀の祭典」はいかに書かれ、語られたか
作者 : 三島 由紀夫
ISBN-10 : 4309022537
発売日 : 2014/1/21
カテゴリ : 本
ファイルサイズ : 25.54 (現在のサーバー速度は23.7 Mbpsです
以下は 1964年の東京オリンピック : 「世紀の祭典」はいかに書かれ、語られたか の最も正直なレビューです。 この本を読んだり購入したりする場合は、これを検討してください。
いろんな作家の様々な意見で賑わってるが、贔屓目ではあるが、1964東京オリンピック程、大成功と胸を張れた大会はないのではないか。事実、フランスの記者に"欠点がないのが欠点"と言わしめた。関西人にとって、東京都が一番得をし、この大会の遺産を基に大都会として発展したと嫉妬する見方もあるが、その気持ちも解らないではない。だが、日本の技術と経済力を世界中に見せ付けたという位置付けが揺らぐものではない。日本民族特有の協調性と規律の融合が生産システムにおいても効率良く発揮できる事を証明した。平和とナショナリズムの融合を三島由紀夫氏が子供のように喜んだのも感動的だ。高速道路・地下鉄・新幹線・モノレールという4点セットの圧巻のインフラ面だけでなく、初のコンピュータシステムの導入というソフト面でも大きく話題になった。ただ"オリンピックはやってみて良かったようだ。一度はやってみるべきだろう。但し、二度やるのはバカだ"と菊村到氏が語ってる。全く同感だ。2020年は日本の無力さと無能さを世界中に知らしめる大会にならなければ良いが。
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